乳がんにかかって・・・
唐突ですが・・この一ケ月半ほどの間、乳がんの治療に専念していました。以前から経過観察してもらっていた右乳房のしこりを摘出して調べた結果がんであるとの診断、希望する治療を受ける為転院し、他臓器などへの転移の有無を調べる検査を受けた上で入院・手術・・・現在退院後4日目です。
告知の瞬間頭の中がマッシロに・・などと言う亊は無かった。とにかく、こりゃ一大事とばかり本やネットで情報収集を始めました。しこりの大きさから言って乳房温存手術になるのは確実でしたが、最初に転移する可能性が高い腋の下のリンパ節も摘出して調べるのが標準的な手術方法で、その場合、腕へのリンパの流れが滞る為、腕がひどくむくんだり上がらなくなったりするなどの後遺症が出るかも知れない、というのが非常に引っ掛かりました。病気そのものでなく、治療の後遺症で身体に障害が出るなんて・・・。
が、さらに調べると、近年普及し始めたと言う「センチネルリンパ節生検法」なら、後遺症の出る可能性はほとんど無いとか・・。理屈はこうです。がんのしこり周辺からのリンパの流れが最初に流れ着くリンパ節(センチネルリンパ節)を、色素やアイソトープなどを使って特定し、それだけを取り出して調べ転移が無ければ、他への転移も無いと見なす亊ができる・・・これだと従来の手術のように腋の下のリンパ節を脂肪組織ごとごっそり(10個以上)取らずに済むので、身体へのダメージも少ないと言うわけ。
日本ではまだ実施されるようになって日が浅く、生存率などの十分なデータが集まってはいないそうですが、アメリカではすでに標準的な治療法になっているとの亊、試してみる価値はあると思いました。「センチネルリンパ節生検法」を実施している病院への紹介状をお願いしたところ、主治医の先生は快く了承して下さった・・・お陰でスムースに転院して従来より負担の少ない手術を受ける事ができ、手術の2日後には退院、すぐに仕事にも復帰して普通の日常生活を送っています。
来週には手術の詳しい結果が出るので、それを踏まえて今後の治療方針が決まります。温存した乳房内の微少ながん細胞を叩く為の放射線療法、がん細胞の増殖に関係が深い女性ホルモンの働きを抑えるホルモン療法・・・いずれも副作用が無いとは言えないですが、幸い手術法のお陰で外科的なダメージは最小限で済んだし、何とか乗り越えてゆけるのではないかと。
今回の経験で感じた様々な亊は、今後折に触れてこのブログに綴っていこうと思います。


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